病室の空きを確認してもらい、ようやく入院と言うことになりました。
何も持ってきていなかったので、
子供とテレビを見たり売店で本を買ってすごしていました。
明日の朝は手術か...と、
何も知らずに無邪気にテレビを見ながら笑う息子に涙が出てきました。
するとそこに先生が入ってきて、
「やはり早く手術したほうがいいので、今から15分後に手術開始します。
今から移動しましょう」とおっしゃり、突然手術と言うことになりました
主人は仕事で連絡もつかなかったので、手術の説明も署名もすべて私一人で
受けることになりました。
手術の副作用としては癒着が大きい場合精巣が消滅してしまう可能性があること、
10パーセントの確率でもう片方(今回は左がヘルニアを起こして
いたので次回は右と言う事)もヘルニアを起こしてしまう場合がある事。
もちろん全身麻酔なので麻酔を受けることによって肺炎が起きたり
気持ち悪くなったりすることなどなど。いろいろと短い間に話して
下さいました
私は頭が真っ白だったので、半分ほどしか聞けていなかったんじゃないかな。
手術の内容としてはカントンを起こしている臓器が腸で、もしも
壊死が始まっていたら
腸を切ってつなぎ合わせます。これは4時間ほどかかります
もしも大網なら2時間ほどで終わります。とのことでした。
普通のカントンしていない手術の場合は1時間ほどで終わるそうです。
手術の説明を終え、手術前の処置をしてもらった息子に会うと、
白い手術着に鼻チューブがされていました。
鼻チューブが本当につらかったようで、今回の入院で唯一泣いていました。
黄色い柵のついた手術室に入るベットに座って泣きながら手術室に入っていく息子を
見送ったとき、私もたまっていた涙が全部こぼれてしまいました。
しかし、手術室に入っていった息子を私がどうすることも出来ないので
ひたすら手術の成功を祈っていました。
看護婦さんから「息子さん、数日ご飯食べれないから、
お母さんは今のうちに何か食べておいたほうがいいわよ」と言われ、
無理やりコンビニのおにぎりをお茶で流し込みました。
途中で旦那と連絡もつながり、病院に来てくれたので一緒に待っていると
「そろそろ手術終わります」との連絡が来て、手術室に向かいました。
先に先生が出てきて、旦那にも詳しく説明をしてくれました。
手術の写真もいくつか見せていただき、「はやり大網が出ていたので、
壊死した部分を切って、腹膜に開いていた穴も閉じましたよ」と
説明してくれました。
そこから30分ほど待っていると麻酔が半分かかり、ぼぉっとした
息子が戻ってきました
このとき、主人もいたのですが息子はこのときの記憶が無いそうです。
上に小学生の娘がいる我が家では、主人が上の子を見てくれていたので
この後の入院生活に1度もこれなかったのですが、今でも
「パパ、僕が手術したとき1回も来てくれなかった」と言われています。
全身麻酔だったので手術の記憶はもちろん。まったく痛く無かったようです。